2023.10.26(木)
何気ない言葉の中に
突然ですが・・
"ソーシャルスキルトレーニング"
という言葉を耳にしたことがありますか?😊
通称SSTとも言われています。
日常で必要なスキルを養うための取り組みで
対人関係から交通機関の利用など
幅広い分野において活用することができます📚
めぶきでも定期的に活動として取り入れており
今回は4年生のお友だち2人と
「うれしいことば」と「いやなことば」について
話し合い、考えてみました。
最初に話をしたのは、学校生活についてです。
お友だち関係がどうなのか‥
お友だちって、どうしてお友だちになるんだろう‥
自分の学校の様子を思い浮かべながら
話をしてくれました。
「自分が自分が」じゃ、お友だちになれない
「相手の話を聞かないといけない」
お友だちとして仲良く関わる為には
相手のことを思いやる気持ちが大切なことに
気付いた様子です。
「〇〇って言われたことあるよ」
「嫌な気持ちになった」
どういう風に言われると嬉しいの?
「ありがとう」(優しく)
「手伝うよ」「がんばって」等々
そこで‥‥‥
まずはそれぞれが思い浮かんだ言葉をふせんに書き
どんどん模造紙に貼ってまとめていきました。
全体を見るとうれしい言葉よりも
いやな言葉の方が多く貼られていて
言葉の影響力が伝わってきますね
シワのある灰色の折り紙はピンク色に比べて
いやな言葉によって傷ついてしまった心として
言葉の重さを表現してくれました。
「一度傷つけてしまうと元には戻せない」
という思いが込められていて、
とても分かりやすく、素敵な発想ですね👏
最後に話し合いの内容を発表することになり
どのように他のお友だちに伝えたら良いか
2人のお友だちは職員を介さず
「ここはこんな風に伝えよう」
「折り紙で実際に見せたら良いかな?」など
主体的に話し合ってくれましたよ👏
発表は聞く側もとても真剣に耳を傾け
めぶきのお友だちみんなで
「言葉」について考えることができました😊
帰り際「先生、またSSTしよう!」
「次は何がいいかなぁ」と
「うれしいことば」をかけてくれました😊
「めぶき」は、身体・知的・精神・発達が気になるお子さまを対象に療育を行う児童発達支援・放課後等デイサービスです。
さまざまな遊びのなかで、日常生活に必要なルールや力を身につけ、また各機関との連携を図ることにより「社会性」や「生活面」の成長も支援しています。
これからみなさまの地域でお役に立てるよう、スタッフ全員の力を合わせて療育を行っていきます。
療育内容について不安、疑問等、気になることがございましたらお気軽にお問合せください。